強姦・強制性交事件に強い弁護士

不同意性交で前科が付くのを避けたい

2023年7月13日、強制性交等罪は「不同意性交等罪」に改正されました。

不同意性交等罪(旧 強制性交等罪)の前科が付くのを避けるためには、どのようにすれば良いでしょうか?

不同意性交における前科のデメリット、前科なしのメリット

不同意性交デメリット
(前科あり)
前科が付けば、不同意性交事件で有罪の履歴あり。
→ 就職や結婚で不利になる可能性がある。
→ 国家資格など登録できないケースがある。
→ 次回何かあれば再犯になる。
メリット
(前科なし)
前科が付かなければ、有罪の履歴なし
→ その後の就職や結婚で安心できる。

不同意性交の被害届が出された後に、不同意性交等罪の前科を付けないためには、最終的に不起訴処分か無罪判決を獲得する必要があります。

不同意性交等罪の前科持ちになれば、就職(履歴書)や海外旅行、免許・資格(例えば、医師免許の資格制限)で不利益になる可能性があります。

また、前科は「何年で消える」というものではありません。不同意性交等罪の前科は、一度付けば、基本的には将来ずっと公的記録として残ります。

前科を付けないためには、起訴される前に弁護士を立て、相手方と示談を成立させ、被害届を取り下げてもらったり、告訴を取り消してもらうのがベストです。

不同意性交で前科を付けない方法

不起訴処分検察官から不起訴処分を獲得する。
→ 刑事裁判の負担なし。前科が付かない
無罪判決裁判所から無罪判決を獲得する。
→ 刑事裁判の負担あり。前科が付かない

よくある不同意性交の弁護士相談

医師をしています。大学病院の心療内科に勤務しています。先日、職場の飲み会の後、同じ心療内科の看護師の女性が酔い潰れてしまいました。同じ科ということで、私が介抱をすることになりました。

近くの公園のベンチに座って背中をさすっているうちに、何となくムラムラとしてしまい、抱きたくなってしまいました。近くの茂みの暗がりへ連れていき、立ったまま後ろから挿入する体位でセックスをしました。終わった後、女性を自宅まで送りましたが、その時は怒っている感じはありませんでした。

しかし、翌週に職場へ行ってみると、私を見る目が変わっていました。女性が「あの先生に不同意性交された」と話しているらしいのです。「警察に訴えようかと思っている」とも言っているようです。

もし警察沙汰になったり、裁判になって前科がついたりしたら、医師の資格を失うことになりかねません。それだけは避けたいので、何としてでも示談をして穏便に済ませてほしいです。

よくある解決パターン

アトムの弁護士に依頼したところ、私に代わって看護師の女性に連絡を取ってくれました。そして、その後の交渉はすべて弁護士が行ってくれたので、私は何もしなくて済みました。

相手と気まずい話をするのは嫌だったので、とても助かりました。弁護士は女性と交渉を重ね、最終的に示談をまとめてきてくれました。示談の中では、相手から警察に通報したり被害届を出したりしないという誓約をちゃんともらってきてくれました。

実際、その後、警察から呼び出されず、普通の生活を送ることができています。私自身が相手と交渉していたら、きっと揉めて事態が悪化していたと思うので、示談交渉に慣れている弁護士に頼んで正解でした。


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